会津の温泉
福島県は縦、横ともに大きい県です。天気予報では県を縦に3分割して、その一部を指して会津地方といいます。
ほかに中通り、浜通りがあります。中通りの温泉の泉質は単純泉が多く、浜通りは含硫黄ナトリウム塩化物・硫酸塩泉と単純冷鉱泉などが多くなっています。
会津地方にはそのほかにもカルシウム硫酸塩泉やアルカリ性単純泉などがあり、地域の中でもっとも多くの泉質があります。土方歳三や竹久夢二などが訪れた湯としても知られていて豊かな自然に恵まれた東山温泉は、奈良時代に行基が発見したといわれています。
山形県にある上山温泉、湯野浜温泉と並んで『奥羽三楽郷』にも挙げられていて、『会津若松の奥座敷』という通称もあります。立地としては会津若松市の市街地からそれほど離れていない場所にあるにもかかわらず、規模も歴史もあって自然に囲まれているという恵まれた環境にある温泉です。
また、江戸時代に脚気や眼病に効くとされた芦ノ牧温泉、子宝の湯として知られている熱塩温泉は約600年前に源翁禅師が発見したとされているなど、古くから名前が知れている温泉も多くあります。そのため、会津地方は日本でも有数の温泉地として知られています。
福島県の温泉協会におよそ200の施設が会員登録されていることから見ても、温泉施設の豊富さがわかるでしょう。多くの中から行き先を検討するという際に、温泉協会の公式サイトでは地域、泉質ごとに温泉を検索することもできるようになっています。