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甲斐家の財と文化を象徴した黒漆喰の蔵座敷。 |
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甲斐本家蔵座敷 |
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| 喜多方市字1-4611 TEL(0241)22-0001 ■営業時間/AM9:00〜PM5:00 ■定休日/年中無休 ■入館料/おとな400円 |
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| 黒漆喰の荘厳な建築物。 大正6年から7年の歳月をかけて建てられた「甲斐本家蔵座敷」。実用性というよりも甲斐家の財を象徴するために建てられた豪華な蔵だ。いたるところに当時の名工、名棟梁の技を随所に見ることができるこの建築物は、国登録有形文化財に指定されている。 この蔵座敷は初代が酒造業、三代目が麹製造、生糸製造を、四代目吉五郎が味噌・醤油醸造業を始め、財をなして建てられた。今は職人がいないため、これほどの蔵をつくることはできないが、現在この蔵を建てると仮定すると十数億という計算になる。しかしこの蔵を建てる技術は、今の日本にはない。 外観は風格の漂う黒漆喰でつくられ、別名「烏城」という呼び名がある。防湿性のある漆喰でつくられた蔵は町のいたるところで見かけるが、黒漆喰は珍しい。黒漆喰は見た目の風格だけでなく、漆喰に硝煙を混ぜ防水性に優れているのだそうだ。 入口から続くスペースは味噌・醤油蔵として使われていた建物で、甲斐家に代々伝わる日常用品や美術工芸品が展示されている。 先に進むと大きな庭園を眺められるよう配置された、51畳もの蔵座敷の間がある。選りすぐりの銘木を使用し、黒壇、紫壇、節なしの檜、鉄刀木でできている。上段・下段の間は、書院、本床、脇床を配し、壁襖の雲模様には金箔を使うなど、実に贅を尽くした見事な造りになっている。 豪華な西洋室で喫茶を楽しむ。 この蔵座敷を建てた四代目は、かなりハイカラなセンスの持ち主だったようた。大理石を使った風呂や、きらびやかならせん状のけやきの階段など、いたるところに西洋文化が反映されて、四代目の個性が感じられる。 中でも西洋室を利用した「喫茶 烏城」は、訪れた人の憩いの場として人気があり、当時洋風の応接室として使われていた空間を利用し、喫茶店になっている。カーテンや内壁などの造りは当時のままで手を加えられていない。この落ち着いた空間で、コーヒーや紅茶、ケーキをはじめ、抹茶やもちなどを味わうことができる。 道沿いには店蔵を利用したみやげもの屋も併設し 地元の蔵元の地酒や喜多方ラーメン、漬け物などを求めることができる。 |
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